ブログ／桐の建具についてのお話

こんにちは。本社の矢澤です｡

早いもので今年も残り2ヶ月をきりました。

例年と比べると暖かい日が多いので、紅葉もまだ少しずつしかなっていませんが

これからがシーズンになりますので、ドライブしながら紅葉スポットを回り、

楽しめる時期になって来ましたね。

 

 

さて今回は桐の建具についてのお話です。

 現在、建具は杉無垢を主に材料として使用していますが新しく桐の建具を制作しています。

ですので今回は建具の框部材制作のご紹介。

桐の建具は材料を2枚合わせてプレスにて圧着し建具の框材を制作しています。

写真は建具の框部材です。

1.まず初めに材料の反りをみます。

2.次に反りが反対同士になるように合わせます。

（何故、反対同士にするかというと

同じ方向で接着してしまうと材料の反りが直らない為、反対同士で接着します）

 

3.片面にボンドを塗ります。

 

 

4.全てボンドを塗り終えたらプレス機で約2時間ほど圧着し部材の完成となります。
 

 

 

この後に様々な加工をし塗装して建具となります。
塗装色もバリエーションが沢山あり色々な色やデザインが有ります。

 

 

 

 

このような感じで工場内では色々な製造や加工をしています。
こちらに来る機会などががありましたら是非、本社の工場見学にもいらして下さい。