ブログ/畳上げのススメ

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畳上げのススメ

[ Category: 住まいのメンテナンス ]

こんにちは、企画の浅野です。

3月も下旬に入り、梅の花や菜の花が
私たちの目を楽しませてくれるようになりましたね。
 
暖かくなるにつれ、うちの猫も活発に行動するようになりました。
先日のこと・・・
 
早朝、洗面所のマットにスライディングして
くしゃくしゃにするのが最近のマイブームらしいのですが
珍しく「昼間から狂ってんなぁ~」と思いつつ覗きに行くと
案の定、この有様 ↓
 
140318-1.jpg
 
で、マットを直そうと広げてみると、ナント!
 
中にスズメがぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!(((((( ̄□ ̄;)!!
 
猫飼いには見慣れた風景ではありますが
気持ちの良いものではありません。
スズメさんごめんなさい(>_<)
 
さて、暖かくなると活発になるのは
人間や猫ばかりではありません。
ダニやシロアリなど、いや~な害虫の活動も活発になります。
 
昨年、うちもシロアリが出て駆除をしてもらいました。
その際、床下で随分湿気ている箇所があるとの調査報告がありました。
冬場、寒いからと言ってあまり換気をしないままで過ごしていると
思った以上に湿気を溜めこんでしまいます。
溜まった湿気は床下にもぐり、それがシロアリの発生を誘発した、との事。
 
大きな出費とともに、大いに反省致しました。
 
湿気はシロアリだけでなくダニの発生にも繋がります。
そこで今回は、ダニ対策として
簡単で効果的な畳上げのご紹介です。

 

最近の畳は「スタイロ畳」などと呼ばれる

発砲スチロールの周囲をゴザで包んだようなものが多く使われ
昔ながらの「ワラ床畳」やイグサの畳表で出来ているものは
少なくなりつつあります。
ですので、昔は何処でも見られた畳上げ(畳干し)の光景も
今ではすっかり見なくなりました。
 
でも、ダニが出にくいと言われている畳には
全くダニが潜んでいないのか?と言われるとそうではありません。
繁殖に適した条件さえ揃えば、そこが絨毯だろうが
ラグだろうがやはりダニは存在します。
特に気密性の高い住宅では年間を通じて
ダニが繁殖することも珍しくはないようです。
 
ダニの被害は刺されて痒いだけでなく
アトピーなどのアレルギー疾患を引き起こすのでとても厄介。
また、乾燥した状態を保たないと
気温が上がるこれからの季節、カビの心配も出てきますね。
 
そこでオススメなのが簡単で効果的にできる畳上げです。
 
1)
畳に掃除機をかけ、埃を取り除きます。
 
2)
140318-2.JPG

 

140318-3.JPG

上げやすい畳を1枚決め、その縁にマイナスドライバーをさし、持ち上げます。
作業は2人でやった方がラクですよ。
 
3)
140318-4.JPG
畳の隙間から落ちた埃やゴミが溜まっています。
もちろん埃の中にはダニが潜んでいるので
掃除機でキレイに吸い取ります。
 
4)
畳下をキレイにした後、畳の下にペットボトル(2リットル)を差し込み
畳を持ち上げて畳と床の間に風を通します。
140318-5.JPG
2~3時間はこの状態で放置しましょう。
 
風のある日を選んで行うと効果的ですが
思うように風が吹いてくれないようでしたら
扇風機やサーキュレーターを使用するのも手です。
 
6)
最後に熱いお湯で絞ったタオルで畳の目に沿って汚れを拭き上げ
乾燥させて終了です。
140318-6.JPG
拭き上げた後は畳が輝いて見えます!
 
いかがですか?これならできそうですね。
乾燥した五月晴れの日を選んでやってみましょう。
 
毎年、とは言いませんが3~4年に1度くらいは畳み上げをして
すっきりとした和室で、気持ちよく過ごしませんか?
 
岐阜事業所・浅野(企画)

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