ブログ/無垢材メンテナンスの道具のお話

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無垢材メンテナンスの道具のお話

[ Category: 住まいのメンテナンス ]

こんにちは、名古屋東展示場の市原です。

今回は、私がいつも床や腰板など、無垢板のメンテナンスに

使っているスポンジ刷毛(はけ)をご紹介します。


 

無垢ストーリーでも使用しているリボス等の植物性オイルワックスは
無垢材の表面から中へすり込むように薄く塗ると長く持ちします。
 

以前は布を使っていましたが、すり込むことはできるのですが
持つための布部分が安定せず塗りむらが多く
またワックスの無駄が多く作業性が良くないのが難点でした。
 

何か良いものはないかな~と、探していたところ
ホームセンターの塗料コーナーで見つけました!
 

130820-3.JPG
コテバケと言うそうです。

(愛用してますので汚くてごめんなさい)


こちらのホームセンターではサイズは2種類ありました。
グリップとセットで700円、刷毛スペア500円位だったと思います。
 

使ってみた感想は グー!


すり込めます。延びます。無駄がない。
ハンドルが握りやすく作業が長時間できる。等々
ご自分でメンテナンスされている方にオススメです!
 

スポンジ部分の取り外しができ、取替えができます。
グリップは結構丈夫で、スポンジはこれまでに
4回取替えていますが、まだまだ使えます。
 

このスポンジはスポンジと起毛の2層構造。
逆台形になっていて、角にピッタリ入るので隅々まで塗れて便利です!


130820-2.jpg
腰板のさねの部分にも入ります。
 

ですが、繰り返し使うと起毛の部分が塗料のため固くなり
溶剤で塗料を溶かしても3回ほどで固くなってしまいます。
スポンジ部分も弾力がなくなり
塗料の吸い込みが悪くなってしまうので、交換となります。
 

スポンジはかなりの量の塗料を吸い込むので
ドボンと塗料に漬けてしまうと、多すぎて延ばしきれません。
塗る時に塗料が上滑りしてしまい、塗りムラになってしまいます。
上の写真に一緒に写っている刷毛に塗料を浸し
これをスポンジに3回ほど付けると丁度の量で
均一に延びすり込ませることが出来ますよ。


買う前は高いなぁ!と思ったのですが、もう手放せません( ´∀`)b
良い仕事は良い道具から・・・とも言いますので
道具も良いものを選んで使いたいと思います。
皆さんも無垢材のお手入れに、ぜひどうぞ!


※リボスは亜麻仁油等を主成分としています。
 空気中の酸素と反応し、わずかですが熱(酸化熱)を発生させます。
 この熱エネルギーは自然発火を引き起こすことがあります。
 特に気温が高くなる季節は注意が必要です。
 使用後のハケは溶剤でよく洗ってから保管するなど
 取扱いにはご注意ください。
 自然発火のご注意は輸入元イケダコーポレーションのHPをご覧ください。


名古屋東展示場・市原(営業)

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