ブログ/収納の寸法について

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収納の寸法について

[ Category: 無垢ストーリーの住まい ]

こんにちは、本社の熊崎です。

 

今回は【収納】についてのお話です。


 

僕は今、押入れユニットの製作を担当しています。
押入れパネルの作業工程です ↓

 

130723-1.jpg
芯材の組み立て
 

130723-2.jpg
ベニヤにボンドで貼り付け
 

130723-3.jpg
プレス機で圧着
 

無垢ストーリの押入れパネルの過去記事はこちら
 

この押入れユニットは、ご希望に合わせて
奥行きも高さもある程度自由に設定できるのですが
確実に決まっている部分もあります。


その中の一つは中段の高さ。
  

無垢ストーリーではこの中段の高さは
下から80cmの位置と決まっています。
ここの部分をもう少し細かく数値で表してみますと…
 

中段には当然厚みがありますので
下から、中段の下側までの高さが決まってきます。
中段の厚みは約3.8cm。
つまり、押入れの下部分の有効高さは
80cm―3.8cm=76.2cmとなります。

 

多くのご家庭では中段から上は布団類
中段から下は収納ケースで分別収納、という
使い方をされているところが多いのではないでしょうか?
(実際、僕の家ではこのように使っております)


ホームセンターなどで収納ケースを買われる際は
この数字を意識して商品を選択されると
デッドスペースが減らせるのではないでしょか?
 

建築の寸法は壁の中心、つまり
柱の中心から中心という寸法で表記されます。


130723-4.jpg
 

ですので、お仕入れの幅が図面では1820(1m82cm)と
表記されていても、実際の有効寸法は狭いものになり
さらに仕上げ材の厚みも入ってきますので、分かりにくいかと思います。
 

当然、高さも同じこと。
 

ぴったりと収納ケースなどを収めたい場合は
有効寸法を担当設計や現場監督に確認してから
購入されると良いですね。
 

本社・熊崎(Be-Wood)

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