ブログ/漆喰のお手入れ

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漆喰のお手入れ

[ Category: 暮らす ]

はじめまして、岐阜事業所の中村です。
今年4月に入社しました。


電話対応から設計のアシスタント
デザイン業務のお仕事をしています。
学校ではデザインの勉強をしてきましたが
建築については全くの初心者で、毎日が勉強です!

よろしくお願いします!(ノ´∀`*)


今回は、漆喰お手入れ方法のお話です。


 

漆喰とは、瓦や石材の接着や、壁の上塗りなどに使われる
水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とした建材のことです。
その歴史は、約五千年前からエジプトのピラミッド
ローマの都、万里の長城を建てられ際に使われたとされています。
日本でも約四千年前から寺院や城、民家の蔵などに使用されています。
 

調湿性、断熱性に優れ、高い消臭効果と殺菌効果をもち
多少の汚れなら分解されてしまうので
普段の掃除も必要ありません。
 

ですが分解が追いつかなかったり
ボールペンや油性マジックなどの汚れはなかなか消えないようです。


そこで、漆喰のお手入れ方法をご紹介します。


130813-1.jpg
漆喰のサンプルにコーヒーを垂らして1日放置したものです。
 

以下の三種類の方法で試してみました。
 1) 泡ハンドソープ → シミに泡をのせる→ふき取る
 2) 重曹 → 霧吹きで吹きかける→乾いた雑巾で押さえる
 3) キッチン用漂白剤
      → 水で薄めて霧吹きで吹きかける→乾いた雑巾で押さえる
     または、ティッシュやキッチンペーパーに
     染みこませ数分放置させる方法もあります。


130813-2.jpg
今回 3)ではティッシュで染み込ませる方法でやってみました。


その結果は…

 

130813-3.jpg
 

少しわかりにくくて申し訳ありませんが


泡ハンドソープ⇒余計にシミが広がってしまいました。

重曹・キッチン用漂白剤⇒両者とも目立たない位にキレイになりました!

 

他にも下記のようなお手入れ方法があります。


130813-4.jpg
 

鉛筆やボールペンなどの表面の汚れは
消しゴムやサンドペーパーがいいようです。
表面の漆喰が削れてきてしまうので、やりすぎには注意!
 

コーヒーなどの液体、手垢の汚れは、重曹や漂白剤を使い
一度では落ちない場合は、何度か繰り返してあげるとキレイになります。
まずは、気にならない部分で試してみてからやってみてください。
 

やはりオススメは、地球に優しい重曹です。
漂白剤は使いすぎると独特の臭いが気になったりするので
重曹で落ちなかった部分に使用してあげるといいと思います。
 

今回試したものはコーヒーのシミでした。
泡ハンドソープは余計に広がってしまいましたが
違う汚れには効果的かもしれません。
汚れによって、相性があったりするようなので
面倒かもしれませんが、まずは様子を見ながらやってみてください。
 

どうしても落ちない汚れや広い面積の汚れ、穴、ヒビ割れなどは
ホームセンターで気軽に購入できる水性漆喰がオススメです!
ローラーや刷毛を使って塗れば、新品の壁のようにキレイになります。
 

漆喰の特性上、乾くと縮む素材なので
ヒビ割れや隙間ができてしまう場合も少なくありません。
そんな時は、水性漆喰を歯ブラシで塗りこめば埋めることができます。
色の違いは時間がたつにつれ目立たなくなりますよ。
 

汚れの種類や用途別に使い分けてお手入れしてあげてくださいね。
 

上手くできなかったり、自分ではできない部分や困ったことがあれば
お気軽に無垢ストーリーまでご相談くださいませ(^o^)
 

岐阜事業所・中村(企画)

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