こんにちは、本社の細江です。
今日は再生シリーズ（勝手にシリーズ化決定!?）の第二弾
戸箱の再生をお送りします。
今では珍しい木製戸箱の再塗装の依頼がありました。
戸箱とは戸袋とも言い、雨戸などを開ける時に
それを収納するスペースのことです。
解体された現場の戸袋。
長年の雨風によって黒ずんでいました。
まずは丁寧に水洗いをして泥や汚れを落とします。
水洗い後。少し綺麗になりました。
サンダーで研磨し素地を出します。
綺麗な木目が復活！
塗装します。
今回は木目を生かした控えめな塗料
カルテッド076番を使用しました。
塗装完了。どうです？綺麗になりましたね。
現場に搬入後、大工さんの手により
新たな鏡板と共に取り付けられます。
最近ではリフォームよりも大規模な改修工事である
リノベーションが注目されています。
既存の骨格(構造)だけを残し用途や機能を変更して
性能を向上させたり価値を高めたりするのだそうですが
こうした古いものを残し、再生・利用することは
思い出にもなりますし、エコにもつながります。
全て新しくするのではなく、使えるものは残して利用する
そんな地球にも優しいリノベーションを
愉しんでいただけたら嬉しいですね。
また機会があれば再生シリーズの第三弾をお送りしたいと思います。
本社・細江
