建具

無垢の建具は呼吸をするので、膨張したり収縮をします。その様に、調湿をしても狂いがでないなよう職人は中のパネルと框(かまち)のサイズを調節してつくります。既製品の建具は本物の木ではありません。建具は開口部であり一つの部屋のデザイン。部屋のスタイリングを決めるのは建具、建具は部屋の顔だといっても過言ではありません。無垢の木を使った建具は皆個性的で一つ一つ違います。それは自然の造形であり、木目の流れや節も、人の目は癒され和むことができます。部屋にはそれぞれに違った「建具の顔」があり、既製品のプリントされた連続する木目ではなく、無垢の木の良さを生かしていくことで、特別な空間をつくり上げるこができます。