COLUMN コラム
自然素材の家は10年後どうなる?「味わい」が増す経年変化を実例とともに紹介
自然素材の家を検討していると、「無垢の床は10年後どうなるの?」「傷や汚れが目立つようにならない?」「漆喰の壁はひび割れない?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
自然素材は、時間が経つにつれて少しずつ表情が変わっていきます。無垢ストーリーでは、こうした自然素材の変化を、単なる「劣化」ではなく、暮らしと想い出が刻まれていく「経年美化」と考えています。
もちろん、「傷も汚れも味わいです」と言って済ませているわけではありません。同じ無垢材を使った家でも、素材の質や乾燥状態、施工方法、設計、そして住まい方によって、10年後の姿は変わります。
だからこそ私たちは、美しく歳を重ねられることまで考えて、素材や塗装にこだわり設計しています。
この記事では、実際に築年数を重ねた無垢ストーリーの家を例に、無垢の床や漆喰の壁がどのように変化するのかをご紹介します。
良い変化だけではありません。傷や隙間、水シミなど、自然素材の家で起こり得る「困った変化」についても、正直にお伝えします。
Contents —目次—
- 「経年変化」と「経年劣化」は違います
- 【実例】無垢ストーリーの家は10年でこう変わりました
- できてしまったキズや隙間。対処する方法は?
- 経年美化のために、私たちがしている4つのこと
- 築10年の家を、実際に見ていただけます
- よくある質問
- まとめ|自然素材の家は「変わらない家」ではなく「美しく変わっていく家」
「経年変化」と「経年劣化」は違います
自然素材の家について考えるとき、まず知っておきたいのが「経年変化」と「経年劣化」の違いです。
経年変化は「表情が変わること」、経年劣化は「性能が落ちること」
経年変化とは、時間の経過によって素材の色や風合い、質感などが変わっていくことです。
たとえば無垢材の床なら、新築時の明るく柔らかな色から、年月を重ねることで深みのある色合いへ変化していくことがあります。 これは、素材そのものの表情が変わっていく現象です。
一方、経年劣化は、時間の経過によって本来持っている性能や機能が失われていくことを指します。
たとえば合板・シート系フローリングなら、新築時はきれいですが、年月を重ねると表面がはがれてきて浮いてきたりします。これは、本来の状態を保てなくなり性能が落ちる現象です。
無垢材や漆喰などの自然素材は、経年変化を楽しめるのが大きな特徴ですが、「劣化しない」というわけではありません。環境や使い方によっては傷や汚れがつくこともありますが、セルフメンテナンスによりきれいに修復できるのも大きな魅力です。
【無垢フローリングと合板・シート系フローリングの違い】
| 無垢フローリング | 合板・シート系フローリング | |
| 10年後の見た目 | 色が深まり艶が出る | 紫外線で色あせすることがある |
| 表面が傷ついたら | 中まで同じ木なので削れば戻る | 表面材の下から基材が見える |
| 直し方 | 部分的な削り直し・再塗装ができる | 基本的に貼り替え |
| 分類 | 経年変化 | 経年劣化 |

【漆喰とビニールクロスの違い】
| 漆 喰 | ビニールクロス | |
| 10年後の見た目 | 真っ白から少し落ち着いた白へ変化 | 黄ばみ・継ぎ目の開き・めくれ |
| 汚れ・痛みが出たら | 上から塗り重ねられる | 部分補修は色差が出やすく、面単位で貼り替え |
| 直し方 | 部分補修が可能 | 貼り替え |
| 分類 | 経年変化 | 経年劣化 |

このように、無垢材や漆喰などの「自然素材」と、ビニールクロスや合板・シート系フローリングなどの「既製品(工業製品)」の決定的な違いは、 時間が経ったときの「傷み方」と「直して使い続けられるかどうか」にあります。
「劣化しても直せる」自然素材と、「直せず取り替える」既製品
住宅に使われる素材には、大きく分けて「自然素材」と「既製品(合板やビニールクロスなど)」の2種類があります。この両者は、時間の経過や傷・汚れに対する性質が全く異なります。
1、時間の経過とともに「味わい」が増す自然素材
無垢フローリングは、年月が経つにつれて色が深まったり、陰影が柔らかくなったりと、「経年変化」を楽しめるのが大きな特徴です。
もし表面に傷がついたり汚れたりしても、無垢材なら中まで同じ木なので削れば元通りになります。「古びる」のではなく「味わいを増しながら、手をかけて直し続けられる」という特徴を持っています。

また漆喰は、強アルカリ性という他の壁材にはない独自の自浄作用があり、こまめな張り替えなどの手間をかけることなく、美しい状態を長く保つことができます。 そのため、一般的な壁紙のように「古びて黄ばんでいく」のではなく、漆喰ならではの風合いのある上品な白さを、長く楽しむことができるのです。
傷や汚れがついても、上から新しい材料を塗り重ねることで、部分的な補修が可能です。

2、時間とともに劣化し、「取り替えるしかない」既製品
一方で、合板・シート系フローリングやビニールクロスといった既製品は、工場で加工された工業製品です。これらは時間が経つと黄ばみやめくれ、表面材が剥がれて基材が見えてしまうといった「経年劣化」を引き起こします。
これらは構造上、一度傷ついたり劣化したりすると、部分的な修復が極めて難しくなります。
たとえば合板フローリングが傷ついた場合は基本的に「貼り替え」になり、ビニールクロスも部分補修では色差が出てしまうため「面単位での貼り替え」が必要になります。つまり、傷んだら直すのではなく、交換(リフォーム)するしかないのです。
自然素材は、傷や汚れがついたとしても「削る」「塗り直す」といった部分補修のセルフメンテナンスで修復しながら、長く使い続けることができます。
これに対し、ビニールクロスや合板フローリングなどの既製品は、初期のきれいさは保てるものの、一度劣化してしまえば修復ができず、大掛かりな交換が必要になります。

【実例】無垢ストーリーの家は10年でこう変わりました
自然素材がどのように変化するのかを知るためには、実際の家を見るのが一番です。ここでは、無垢ストーリーで建てた住まいの経年変化をご紹介します。
※無垢ストーリーの家は、無垢材にはすべて自然健康塗料である「リボス塗料」で無垢材の表面を保護しています。
CASE1 築10年くらいの家の変化
2015年完成・各務原市(2026年9月撮影)
フローリングはナラ材、家具はタモ材、テレビ裏のアクセントウォールは杉材です。すべてリボスのキャメル色(茶色系)で塗装しています。深い飴色へと変化していることがお分かりいただけます。

フローリングもキッチンの背面収納も無垢材です。より深い茶色へ変化しています。
床はナラ材、家具は杉材です↓

同じようにダイニングも飴色に変化しています。
床はパイン材、ダイニングテーブルはタモ材です↓

無垢ストーリーでは建具も無垢材で自社製作しています。
建具は杉材、床はパイン材です↓

CASE2 樹種による経年変化
無垢材は、樹種によって色や木目、経年変化の仕方が異なります。
ナラ材のフローリングの経年変化
広葉樹のナラ材は針葉樹のパイン材などと比較すると硬いため、日常生活によるへこみや傷が入りにくいです。もちろん10年使えば傷はできますが、パイン材ほど「傷だらけ」という印象にはなりにくいでしょう。
また、ナラ特有のはっきりした木目があるので、10年経っても木の存在感や高級感が残りやすいです。色も経年によって少しずつ深くなり、新築時より落ち着いた雰囲気になります。

パイン材のフローリングの経年変化
パインは比較的柔らかいため、10年間暮らすと、椅子を引いた跡、物を落としたへこみ、ペットの爪跡などが入りやすいです。ただし、それが必ずしもデメリットではありません。
最初は明るい白っぽい木肌でも、日光や空気に触れることで徐々に黄色~飴色に変化していきます。特に、多少の傷を「家族の思い出」として楽しめる方にはパインは向いています。

メープル(カエデ)材のフローリングの経年変化
メープル(カエデ)は同じナラと同じ広葉樹ですが、ナラより硬いのが特徴です。「無垢床だけど、傷やへこみをできるだけ抑えたい」という場合に向いています。
新築時は白っぽく、すっきりした印象ですが、年月が経つにつれて少しずつ色が深くなります。10年後には、新品のような真っ白ではなく、白 → 淡いベージュ → やや黄金色という感じで、落ち着いた温かみが出てきます。傷が付きにくい床を期待している方にぴったりな材です。

杉材の建具の経年変化
杉材の建具です。リボスのラテ色(クリア色)で塗装をしているため、茶色系の塗料より経年変化がはっきりしています。
タモ材の家具の経年変化
タモ材のダイニングセットです。キャメル色(茶色系)で塗装をしています。毎日触れるものなので、傷もつきやすいのですが、それが味わいに変化するので年月を経るのが楽しみになります。

ヒノキの玄関扉の経年変化(数十年の場合)
施工から数十年経過した古民家の玄関扉の例をご紹介します。傷みが見られたため、デザインは少し変更しましたが、当時と同じ無塗装のヒノキで新しい玄関扉に取り替えました。表面保護をしていない無塗装なので変化が大きく表れていますが、数十年前はこんなにも白かったのかと驚きです。
屋外の玄関扉は直射日光にさらされるため、屋内に比べて経年変化がはっきりと表れます。

このように、無垢材を選ぶときは、「新築時の色」だけでなく、数年後、10年後にどんな色へと育っていくのかも楽しみにしながら選んでみてください。時を重ねるほどに表情を変え、暮らしとともに味わい深くなっていく――それも、無垢材ならではの魅力です。
漆喰の壁は10年でどうなる?
漆喰壁は、10年経っても色はほぼ変わりませんが、真っ白だった壁は少し落ち着いた雰囲気になり、光の当たり方によって凹凸や陰影がより感じられるようになります。
暮らしの中で付いた小さな汚れや補修の跡も、家族が過ごしてきた時間の一部。新築時の美しさだけでなく、年月とともに表情が変化し、住むほどに愛着が深まる。そんな経年変化を楽しめるのも、漆喰ならではの魅力です。

同じ家の中でも、日光の当たり方によって色の変わり方が違います
無垢材の経年変化は、家の中のどこでも同じように進むわけではありません。特に日光が当たる場所と、家具などで日光が遮られている場所では、色の変化に差が出ることがあります。
たとえば、ラグや家具を長期間同じ場所に置いていると、その部分だけ色の変化がゆっくりになることがあります。 模様替えをしたときに、家具を置いていた場所との色の違いが気になるケースもあります。
カーペットをずっと敷いていた場合の10年後の経年変化の例をご紹介します。リボスのキャメル色(茶色系)で塗装しているので、クリア色と比べ色の変化が少ないのが特徴です。
時間が経つにつれて周囲との色合いがなじんでいくこともあります。
できてしまったキズや隙間。対処する方法は?
自然素材の家で暮らすうえで、避けて通れないのが「傷」「隙間」「水シミ」などです。ここでは、実際に起こり得る変化と、その対処方法についてご紹介します。
無垢材のキズ・へこみについて
無垢材の床は、生活していれば当然ながら傷が付きます。
たとえば、子どものおもちゃを落とした、椅子を引いた、家具を移動した、ペットの爪が当たったなど、日常生活の中でできる傷は少なくありません。
※無垢材の建具や家具も同様です

「傷が付きにくい床」を期待している方にとっては、デメリットに感じるかもしれません。しかし、無垢材には、傷が付いても補修しやすいという特徴があります。
無垢材ならではの水分を含むと木の繊維が膨らむ性質という特徴を利用して、軽いへこみであれば、アイロンと水を使って目立たなくできる場合があります。
また、表面だけに複数の傷や汚れ、塗装の剥げが目立つ場合は、状態によっては表面を削り、再び塗装することで目立ちにくくすることができます。
合板フローリングのように、表面の化粧材が傷つくと下地が見えてしまうものとは、補修の考え方が異なります。

【動画でご紹介】へこみ傷の場合のお手入れ方法↓
【動画でご紹介】傷や汚れがついた場合のお手入れ方法↓
もちろん、すべての傷が完全に元通りになるわけではありません。それでも、傷も含めて住まいの歴史として残しながら、必要なところは補修できる。この「直しながら長く使える」という考え方も、自然素材の家の魅力のひとつです。
無垢材の床の隙間について
無垢材は、湿度によって伸び縮みします。特に冬の乾燥した時期には、木材に含まれる水分が少なくなることで、床材がわずかに縮み、板と板の間に0.5~1mm前後の隙間ができることがあります。

隙間の大きさは、室内環境や樹種、施工条件などによって異なります。
特に冬の暖房による乾燥で木材が収縮し、板と板の間に隙間ができます。逆に湿度が高くなる夏には木材が水分を含むことで隙間が小さくなります。一般的に、幅の広い無垢フローリングほど、1枚あたりの伸縮量が大きくなります。
樹種による違いは、一般的にはパインなどの針葉樹はナラなどの広葉樹に比べて伸縮が大きく、乾燥時には隙間が目立ちやすい傾向があります。ただし、その差は一概に「何mm」と決められるものではなく、フローリングの幅や含水率、室内の湿度などによって変わります。
無垢材の水シミについて
キッチンや洗面所、玄関など、水がかかりやすい場所では水シミができることがあります。水をこぼした場合は、できるだけ早く拭き取ることで、シミを防ぎやすくなります。
ただし、時間が経ってしまった場合や、木材に水分が染み込んでしまった場合は、跡が残ることもあります。
早く拭き取らず放置した水シミ↓
状態によっては、表面を研磨するなどの方法で目立ちにくくできる場合もあります。
無垢材の反り・床鳴りについて
無垢材は、湿度や温度の変化に合わせて、ゆっくりと伸びたり縮んだりする素材です。そのため、季節や環境によっては、反りや床鳴りが見られることがあります。
それも、自然素材ならではの個性のひとつ。年月や季節とともに表情を変えていくのも、無垢材の魅力です。そうした素材の特性も楽しみながら、無垢材のある暮らしを選んでいただけたらと思います。
漆喰のひび割れについて
漆喰は、乾燥や湿度の変化によって伸縮するため、細かなひびが入ることがあります。
こうしたひびは、時間が経つことで自然に完全に元へ戻るわけではありませんが、季節による湿度変化によって目立ち方が変わり、気にならないレベルまで回復することもあります。
細かなひびであれば漆喰の特性として許容できる場合もありますが、ひびが大きくなったり、繰り返し発生したりして気になった時は、引き渡し時にお渡しする漆喰で自分で補修することができます。
漆喰のヒビや傷の直し方↓
自然素材の家では、「ひびが一つも入らない」ことを目指すだけではなく、ひびが入ったときに適切に直せることも大切です。
全体が気になってきたら、削り直して新品同様に戻せます
無垢材の大きなメリットのひとつが、表面を削って再生できることです。長年暮らしていると、傷や汚れが増え、「そろそろ床をきれいにしたい」と感じることもあるでしょう。そのような場合には、状態によって表面を削り、再塗装することで、見た目を大きくリフレッシュできます。
費用の目安は研磨+再塗装で6,000~12,000円/㎡程度です。あくまでも目安なので面積や状態に合わせて費用は前後します。
【再生方法】
1、家具を移動・養生
2、粗い番手で研磨
傷や古い塗膜を削る
3、中~細かい番手で段階的に研磨
木目に沿って表面を均一にする
4、集塵・清掃
5、仕上げのオイル塗装(リボス塗装)
6、乾燥
新しいものに交換するのではなく、今ある素材を手入れしながら長く使う。
これも自然素材の家ならではの考え方です。
経年美化のために、私たちがしている4つのこと
自然素材の家が美しく歳を重ねていくのは、単なる偶然ではありません。素材そのものの良さだけでなく、素材・施工・設計を含めた家づくり全体が重要です。無垢ストーリーでは、将来の経年変化まで考えた家づくりを行っています。
材をしっかり乾燥させています
木材は、水分を多く含んだ状態から乾燥すると、大きく収縮します。そのため、家づくりに使用する木材は、適切な状態まで乾燥させておくことが重要です。
無垢ストーリーでは、含水率15~16%以下まで乾燥させた材を使用しています。
適切に乾燥させた木材を使用することで、施工後の大きな収縮や、それに伴う隙間・反りなどを抑えることにつながります。

木の呼吸を妨げず、表面保護をする塗装を選んでいます
無垢ストーリーでは、無垢材を保護する塗料は赤ちゃんや動物がなめても大丈夫な自然健康塗料「リボス」を使用しています。
環境先進国であるドイツで生まれた自然塗料リボスは、亜麻仁オイルを主成分とした塗料で、木と同じ植物からできているため木の導管の奥まで浸透し、木の呼吸を妨げる塗膜を形成せず、木の内部から木を保護する働きがあります。
深く浸み込んだ亜麻にオイルの撥水効果により、汚れも入り込みにくいので、手入れの際とても簡単に汚れを取り除くことができます。
また、表面に傷が付いた場合でも、状態によっては部分的に削って再塗装することができます。

無垢ストーリーではそれぞれの無垢材ごとに塗料レシピを用意しています。4色の標準カラーを決め、どの木材も全て決められた色に仕上がるように、数種類の塗料の調合比を定めた塗料レシピに従い塗装しています。
これにより様々な無垢材を使用して造られた家具・建具・フローリングが、調和のとれた統一感のある色目に仕上がります。
現場で材を濡らさない管理をしています
木材は水分の影響を受ける素材です。だからこそ、施工中の材料管理も重要になります。
たとえば、雨などで材を濡らさないための養生や、施工時の含水率の確認など、現場での細かな管理が完成後の家の状態につながります。どれだけ良い素材を選んでも、施工や管理が適切でなければ、その良さを十分に活かすことはできません。

「直せること」を前提につくっています
家は、何十年も暮らしていくものです。どれだけ丁寧につくっても、暮らしていれば傷が付いたり、汚れたり、補修が必要になったりします。だからこそ無垢ストーリーでは、最初から「直しながら長く使う」ことを考えています。
部分的に補修・張り替えができる、再塗装できる仕上げを選ぶ、必要な補修に対応できる、定期的に点検できる体制を整える、こうした考え方が、自然素材の家を長く楽しむことにつながります。
築10年の家を、実際に見ていただけます
自然素材の家が10年後、20年後にどうなるのか。写真を見るだけでは、なかなか分からないこともあります。無垢ストーリーでは、100件以上のお施主様の家をご厚意によりご覧いただけます。
無垢ストーリーのお住まい見学会について
築1年~築10年の家を、実際に見ていただけます。そこで無垢ストーリーでは、実際に暮らしているお住まいを見ていただく「お住まい見学会」を常時開催しています。

築1年~築10年ほどのお住まいをご案内し、実際の無垢床や漆喰の壁をご覧いただけます。そして、お施主様から実際の暮らしについて直接お話を聞いていただけます。
「お手入れは大変?」「10年経った床はどんな感じ?」そんな疑問を、実際の家を見ながら確かめてみてください。自然素材の家を検討している方こそ、新築だけではなく、時間が経った家を見ることをおすすめします。
よくある質問
Q1 無垢材の経年変化はいつまで続きますか?
無垢材の経年変化は、家が完成したあと少しずつ続いていきます。大きく分けると、次のようなイメージです。
~3年:少しずつ落ち着いた色に変化します
新築時から数年間は、少しずつ落ち着いた色に変わり始めます
~10年:風合いが増します
深い飴色や黄褐色になり風合いが増します。
10年以降:味わいが増します
色味がさらに濃くなり、木目がはっきりして、暮らしの中でついたキズやシミも独特の「味わい(味)」として馴染んでいきます。
Q2 無垢の床は10年後どんな見た目になりますか?
樹種や日当たり、使用状況によって異なりますが、新築時よりも色合いに深みが出ることがあります。同じ樹種でも、日光が当たる場所と家具などで遮られていた場所では色の変化が異なることがあります。
「10年後の姿」を知りたい方は、実際の築年数を重ねた住まいを見るのがおすすめです。
Q3 経年変化で家の強度は落ちませんか?
経年変化によって素材の見た目が変わることと、建物の構造性能が低下することは別の問題です。したがって経年変化で家の強度が落ちることはありません。
Q4 お手入れは大変ですか。費用はどれくらいかかりますか?
自然素材だからといって、特別な手入れを毎日しなければならないわけではありません。普段は一般的な掃除を行い、汚れや傷などが気になったときに、状態に応じたメンテナンスを行います。
具体的な費用については、素材や状態、施工範囲によって異なります。
Q5 経年変化をあまり目立たせたくない場合はどうすればいいですか?
日光の当たり方や家具の配置などによって、素材の変化には差が出ます。また、樹種や塗装によっても印象は変わります。「できるだけ色の変化を抑えたい」「傷が目立ちにくい素材を選びたい」など、希望があれば家づくりの段階でご相談ください。
Q6 経年変化を「味」として楽しめるのは、どんな方ですか?
「新築時の状態をずっと維持したい」という方よりも、家族と一緒に家も歳を重ねていくことを楽しみたい方には、自然素材の家が向いています。
小さな傷や色の変化も、「あのとき付いた傷だな」と暮らしの記憶として残っていきます。新品の美しさだけではなく、時間とともに変わっていく美しさを楽しみたい方には、自然素材の家がおすすめです。
Q7 経年変化後の家を実際に見学することはできますか?
はい。無垢ストーリーでは、実際に暮らしているお住まいをご覧いただける「お住まい見学会」を開催しています。新築住宅だけでは分からない、無垢材や漆喰の経年変化を実際にご確認いただけます。詳細については、以下をご覧ください。
まとめ|自然素材の家は「変わらない家」ではなく「美しく変わっていく家」
自然素材を使った家は、時間が経っても新築時とまったく同じ姿を保つ家ではありません。無垢材は色が変わり、傷が付き、季節によって隙間ができることもあります。漆喰にも汚れやひび割れが生じることがあります。
しかし、それらすべてを「劣化」と考える必要はありません。
大切なのは、
① 自然素材は時間とともに変化すること
② その変化の質は、素材・施工・設計・住まい方によって変わること
③ 変化したあとも、必要に応じて補修しながら長く使えること
です。
家は、建てた瞬間が完成ではありません。家族が暮らし、年月を重ねることで、その家にしかない表情が生まれていきます。
無垢ストーリーが目指しているのは、10年後、20年後にも「この家を建ててよかった」と思っていただける住まいです。もし自然素材の家を検討されているなら、ぜひ一度、実際に年月を重ねた家をご覧ください。
新築時とは違う、自然素材ならではの「味わい」をきっと感じていただけるはずです。
▼ 実際に暮らしているお住まいを見学してみませんか?
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