ダイナミックな吹抜けで開放感あるアンティークの家
関市K様邸
- 1階床面積
- 70.11㎡
- 2階床面積
- 55.07㎡
- 延床面積
- 125.18㎡(37.9坪)
- 施工面積
- 170.18㎡(51.5坪)
無垢ストーリーを知ったきっかけは「総合展示場内で一際おしゃれな建物に魅かれ『インテリアの参考になれば』と訪れたのが始まりです。当時はデザイン優先で自然素材への興味が全くなかったので、無垢材や漆喰が標準だと高額に思えて検討にはのぼりませんでした」とのこと。しかし、その後も完成見学会へは“参考に”と訪れていたところ、他と比べて新築特有の接着剤のような臭いがしないどころか、木の香りに包まれたオーガニックな空気に、気がついたら夢中になっていたと話してくださいました。

ガレージ付きのスタイリッシュなデザインの外観です。無垢の杉板がアクセントになった外観は、室内の開放感を予想させないシックな仕上り。正面のガルバリウム鋼板の外壁を鎧張りにするなどこだわりました。

屋根付きのワイドな駐車スペースもこだわり。雨天時の乗り降りはもちろん、野球少年であるお子さん達の素振りスペースとしても大活躍。照明がついているので時間を気にせず練習できるのだそう。

1階の床は全てナラの無垢材。雨の日もサラサラとした肌触りで、いつも裸足で過ごしたくなる。2階と繋がる吹抜けの大空間でも、低炭素住宅ならエアコン1台で快適。「太陽光発電は8.4kWの中型サイズですが、8月の入居から10月(取材時)まで余剰電力売電で収支はずっとプラス。生活にゆとりが持てます」

無垢材や漆喰、そしてタイル。自然の素材ばかりで構成された空間にはレトロな照明がよく似合います。大きな家具も色調を合わせ設計されているので圧迫感なくすっきりと馴染みます。テーブルと横並びになった回遊型キッチンは友人を招いて大勢で料理をするのに便利!

この写真にうつる家具や建具は全て自社工房で作り上げられた造作の品ばかり。「オリジナル家具でコーディネートしてくれるのも無垢Storyさんに決めた理由でした。生涯手入れをしながら大切に使っていきたいと思います」

友人や両親が遊びに来た際、気兼ねなく寛げる独立型の和室。四畳半のコンパクトな和室も本格的な仕上がりになっています。

玄関ホールは、真っ白な漆喰壁に無垢の建具が映える幻想的な空間。右側の戸からは玄関収納→パントリー→キッチンへ直接抜けられるので買い物帰りにサッと食料品を片付けられて便利。建具は木目の節までこだわり、一枚一枚丁寧に自社工場で作っています。

素材感豊かな洗面台は、夫人がメイク道具を広げても家族が朝の支度ができるようワイドなサイズに。カビの発生を抑えるアルカリ性の漆喰は、洗面室にも最適な建材です。

身長に合わせ設計される食器棚は「使いやすい」と好評。建具やカウンタートップは杉、棚は桐と、用途に合わせ無垢の樹種を変えて作っています。戸を閉めれば、生活感を纏めて隠せます。









