家具の製作現場より/記事一覧/岐阜・愛知の注文住宅は工務店の無垢ストーリー

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家具の制作現場より

工場の心強い味方

[ Category: 製材・加工・塗装 ]

工場には社員の他にパートさんが3名

塗装・出荷準備等のお手伝いをお願いしています。

 

経験もなく入社して1~3年未満の方々ですが

作業手順や製品のことを学び、今では指示をしなくても任せられるようになり

女性ならではの観点から、製品や現場での心遣いも

時折見られるようになってきました。

 

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屋根垂木をはじめとした屋根部材の塗装中です。

上棟前に行っておけば工程時間の短縮になります。

1本1本手作業での塗装。

大変ですが迅速な作業や丁寧さは女性ならではですね。

 

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無垢Storyでは軒先化粧は全てヒノキを使っています。

芯付の垂木なので丈夫で長持ち!

 

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乾燥の済んだ床材を梱包していきます。

 

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梱包前に床の状態を1枚づつ素手でなでて確認します。

無垢の床材は塗装後に割れや目の毛羽立ちが起きやすく

足へのひかかりでケガの原因になります。

 

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これもパートさん達の考えで始まったことなんです。

目で見て最後は感触で再確認していきます。

物づくりにも女性の発想や心遣いはしっかりと活かされていますね。

 

男性が多い工場の中で休憩の準備や片付けもやって頂き

本当に助かっています。

子育てなど色々忙しいですがこれからもお願いします!

それでは…。

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キッチンカウンター収納

[ Category: 家具の製作 ]

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今回作製している家具は、キッチンのカウンター収納です。

通常のと違う点は、既存のお客様宅書院の引違い戸を改造して

吊り戸棚の扉に使用した事です。

巾を大きくして、引き戸から両開き扉にしました。

 

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引違い戸の調整をしている所です。

 

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他の引き出し部分なども完成しました。

この後、塗装工程を経てお客様宅へと出荷されます。

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額縁加工について

[ Category: 建具の製作 ]

今回は建具の枠を縁取る額縁の製作をしました。

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【木取り】

乾燥済みの材料を枠用・額縁用に選別し

長さや幅を合わせてカットしていきます。

 

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木取りした角材をモルダーという機械に投入します。

当社のモルダーは刃物を取り付けられ軸が7ヶ所あり

削れたり、欠きとれたり、溝を掘ったりといろんな加工が

一度にできる機械です。

 

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サンダーで仕上げます。

モルダーで加工した材料をペーパーサンダーで磨き上げていきます。

木材の表面が刃物によって荒れた状態になっているのを

滑らかにしてから、塗装をします。

 

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実際に額縁が建具枠に取付られている写真です。

 

額縁は数多く使われる材料なので、大量生産する必要があります。

モルダーは機械に1回通すだけで様々な加工が行えるので

とても便利で工場には必要不可欠な機械です!

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建具パネル製作中。

[ Category: 建具の製作 ]

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今日、製作しているのは建具パネルです。

 

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未加工品の材料を出します。

 

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モルダーと言う機械を使い、溝付きの加工をしている所です。

 

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加工した部材を並べて接着し、一枚の板にしていきます。

 

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今度はNCルーターという機械を使って

縁取り加工をしていきます。

 

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これで建具パネルは完成です。

 

 

縁取り加工をした建具パネルは

この後、框(かまち)材に差し込んで

建具を組み立てていきます。

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特大の杉丸太大量入荷!

[ Category: 製材・加工・塗装 ]

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下呂本社工場へ下呂木材市場より杉丸太が大量に運び込まれました。

今回は通常より一回り大きな杉丸太で、直径を図ってみると70~80cm程あります!

これだけの丸太を目の前にすると木の迫力に圧倒されますね。

伐採される以前はさぞかし良い環境で手入れをされて育った杉の木なのだと感じます。

この状態だと節はほとんどなく、木の根に近いところなので

一番良い材料が取れるはずです。

 

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仕入された丸太は、まずは製材機で部材取りをし

桟積みして2~3ヶ月天然乾燥させて含水チェックを行い、

必要に応じて人工乾燥させた後、周りの環境になじませる

ランニング期間を設けます。

 

製作を行うまでに、このような工程を得て

長い年月をかけて森で育ってくれた杉の木に

愛情をもって取り組んでいます。

 

充分な下準備のされた部材たちは、家具や建具の原板を主として

端材に至るまで全て無駄なく住宅部材として使われていきます。

無垢Storyのオリジナル家具・建具には、この長い年月をかけた自然の木から

職人さんの手を経てお届けしています。

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